AKB長編〜キズナ物語〜
□当物語での細かな設定とあらすじ
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<あらすじ>
あることから大学を中退した一人の男がいた。
彼は競馬と風俗に身を委ねる単調な毎日を送っていたが、そんな中一つの楽しみを見つけ今宵も足を運んでいた。
『今日はー…Kだったよなー。』
<秋葉原・AKB48劇場>
何となく来たその日から彼はすっかり彼女たちのパフォーマンスに魅了され、失いかけた歌い手という夢を思い起こさせた。
中でも…
北「愛知県から来ました、夢見る名古屋嬢・北原里英です!」
『うんー、やっぱ可愛いよなぁ…///』
壇上の中心で自己紹介をしている一人の女性・AKB48チームKの北原里英に視線を向けていた。
と言うのも初めてこの劇場に来たときもチームK公演。そこでも彼はきたりえのパフォーマンスと可愛さに心奪われかけた。
それからはきたりえのいる公演だけを持ち前の強運だけで見事に狙い撃ちして当選を重ねてきて現在に至る。
この日も何事もなく公演は終了、ハイタッチも済ませて各々帰路に就こうとしていた。
『さてー、おれもそろそろ帰りますかな…』
そう小さく呟いてエスカレーターに向かったそのときだった。
劇場スタッフ「あ、そこのお兄さんちょっとイイっすか…」
一人のスタッフが彼を引き留める。
『あ、おれですか?』
劇場スタッフ「そうそう、ちょっと来てもらいたくて…」
そう言われて彼はスタッフと劇場内の一室に向かった。
劇場スタッフ「あ、例の方連れてきましたー。」
「例の方」…その一語に疑問符が浮かぶ間もなく部屋に通された。
そこで彼が見たものは…
『あ、あんたは…!!』
?「君が…白鷺優斗くんか、待っていたよ♪」
白鷺優斗…そう呼ばれた彼の夢の扉が少しずつ開けられる。
→あとがき