乃木坂長編〜ずっと、ずっと。〜
□Episode4〜秋の陣(学祭編)〜
1ﾍﾟｰｼﾞ/19ﾍﾟｰｼﾞ
洋｢…と言うわけで、今年の学園祭の出し物についてみんなから意見を求めたいんだが。｣
ある日のホームルーム、三週間後に迫った学園祭の出し物についての議論が行われていた。
乃木高校の学園祭は毎年規模の大きさから注目が集まるなか、特に一年生はそのプレッシャーとの戦いを乗り越える力が求められる。
沙｢はい!うちといくちゃんの大食い対決♪｣
絵｢良いね〜♪｣
雷｢まてまて…誰得だよ…｣
夏｢やったー、橋立くんと一緒に料理作れるー///｣
白｢却下ぁぁ!!｣
夏｢うぅー…｣
黒石さん…もとい、まいやんの強みがかった一言にてフードファイト対決は却下された。
『てかさ、芝居でもやってみねえ?』
洋｢そうだな…うちには実力十分の役者が揃っているからな、芝居ってのも面白そうだからやってみるか♪｣
優斗の発案に乗り気の大泉は芝居の案をあっさり採用した、確かに大泉学級にはななみんとれいか、あみあみとろってぃといった様々なジャンルに長けている演劇部員が揃っているだけに演技のノウハウを学べれば凄い作品になると思っていたからだ。
桜｢良いね、ななみんやってみよう♪｣
な｢そうだね、私も賛成!｣