乃木坂長編〜ずっと、ずっと。〜
□Episode3〜決戦(後編)〜
1ページ/13ページ
甲子園遠征当日の朝…優斗は窓の方を向いては日の出に必勝を祈願して座っていた。
『迎えたなー…』
選手組は一足早くに現地入りのため学校が用意したバスで向かったのだが…
雷「てか豪華すぎだろ…」
亮「ウチの学校こんなん用意できんだ。」
洋「あぁ、これは音尾先生の兄さんが用意したバスだろ。」
圧倒される一年生に大泉はさらっと言った。
『音尾先生の兄さん何もんだよ…』
洋「後藤産業の社長だよ。」
雷「た…確かに似とるわ。」
一同は納得したところでバスは出発しスムーズな流れで甲子園のある西宮に到着した。
『着いたねー甲子園♪』
浅「…」
雷「浅間さんも、秘めたる想いがあるんだなぁ…」
浅「…よしっ、みんな!絶対あの旗を持って帰るぞ!」
一同「おおーっ!!」