SKE長編〜競馬探偵優斗〜

□〜第三話〜
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『どっちにすっかなぁ…』











優斗はメイド喫茶「さかえっ娘」の一角で競馬雑誌を広げて予想に専念していた。









向かいの席には「Oceans」のメンバーである赤城政俊とその彼女である木本花音がいる。











政「優ちゃん…早く決めたら?」










『ちょい待ち、…よし、決まった!』










政「決まった?何飲むんだ。」










『本命はホッカイルソーやな、そこから…「そっちかい!」…あ、すまん。えとー、ホワイトソーダで♪』










あ「全く…予想とかオーダー後でも良いじゃないの。」











注文を受けたあいりんは呆れ気味に一言だけ放った、その姿に優斗は頭を何度も下げた。











花「あはは、あいりんさんと優斗さんって仲良いですね。羨ましいです♪」










あ「べっ…別にこんなやつただのご主人様とメイドの関係だからそんな感じじゃないよ…///」










政「どの面でそんな事言ってんだか…」











かのんの笑顔溢れる一言に顔を真っ赤にして否定しているあいりん、それをみた政俊は身も蓋もない事を小声で呟いていた。
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