AKB長編〜キズナ物語〜

□第4章〜握手会〜
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『握手会ねぇ…』










康「今やメンバーよりも人気があると言われている優斗くんだからねぇ、どうだ…やってみないかな?」











康のオフィスに呼ばれた優斗、近く握手会を開催するとあって興味本位から優斗にもやらせてみようという事となった。











『やるのは構わへんのですが…いよいよおれが何者か分からなくなってますよね♪』










康「じゃあ引き受けてくれるという事で?」










『しゃーないですな、引き受けます♪』











こうして握手会を引き受けることとなった優斗はあるメンバーの元へ向かった。











柏「…なるほどー、それで私からあれこれ聞こうと思った訳ですか…」










『ゆきりんは前々から握手会での評判は良いと聞いてはったからなぁ、手っ取り早くノウハウを学ぶんやったらそれが得策かなぁって。』











ステージに来ると、優斗が白羽の矢を立てたのは東の握手会の女王と評されているゆきりんだった。









ちょうどこの日はB公演と言うこともあり、アドバイスを聞くには絶好の条件が揃っていたのだ。











柏「握手会のコツですかぁ、とにかく楽しむことは大前提ですよねー…後は…どんな話もしっかりと聞いてあげる事とか…」










『それって…当たり前の事ばっかな気するんおれだけか?』










柏「えっ!?そうですかね…私だけだと思ってました。」










『いこまちゃーん、乃木坂で一番握手会を極めてる子とかおらんかなぁ?』










駒「そうですねぇ…秋元真夏って子が乃木坂の握手会での評判は高いと言われてますので、ちょっと色々聞いてみます♪」










『あじゃーす♪』











こうして優斗はいこまちゃん伝いで真夏からアドバイスを受けることにした。
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