ダリア

□新たな出会い
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火神は目の前のプレーに鳥肌がたっていた。


いつものストリートバスケのコートで練習をしていた。

何ら変わりない、いつもの日。

いつもと違うと言えばいつもより少し遅くまでやってたというだけだ。





なのに________






こんなプレーをするやつに会えるなんて



「....あんた、バスケしてんのか」

「んー...正確に言えばバスケをしてた? もうやめたの」



なぜだ。


火神にはわからなかった。

彼女がなぜそんなに辛そうな顔をしてまでバスケをやめたというのか。

たった1回のシュートだけで凄いプレーヤーだとわかるような才能のあるやつだ。

それに伝わってくる。






「あんた、バスケ好きだろ?」





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