ダリア

□誠凜高校バスケ部
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火神大我、ね。結構上手いな。




レイは言われた通りバスケ部に来ていた。
今は練習で試合をしているらしい。




__ピー


「はいっみんな集合!」


あの人は確か....監督?

ほんとにただの可愛い先輩って感じだな....


「今度の練習試合が決まったわ。
海常高校とよ!」

「え"!」


海常高校って確か....


「....誰だ?」


あ、しまった。
誰よりも早くリアクションをとってしまった。
何かむっちゃ見られてるんですけど。
あれは確かキャプテンの....


「お、黒崎来てたのか」

「いや、アンタが来いっつったんでしょ!」

「え、何?火神の彼女!?」

「まじで!? 火神お前彼女つくるのはやすぎ!」

「つか、彼女かわいい!」

「くそっズルいぞ火神!!」


何故か変な方向にいっているバスケ部たち。


「いや、違うから!」


そうだ、火神! 言ってやれ!


「照れんなって!」

「そうだそうだ」


もう、何なの!?

ここは、最終兵器....


「テツ、何とかしてよ。
テツが火神に来いって言わせたんでしょう」

「そうですね。
この人は火神くんの彼女じゃありませんよ」


バスケ部員たちが固まる。


「....も、もしかして黒子の彼女?」


「「「「....ええええええええええええええええええ!!!!???」」」」




レイは思った。


バスケ部男子は何でも彼女にしたがるのか、と。



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