ダリア
□誠凜高校入学
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______________誠凜高校
今日から私の通う高校
女バスはなし
男バスは去年できたばかりの部
現メンバーは
キャプテンでクラッチシューターの日向順平 ちなみに身長178cm 体重68kg
イーグルアイを持つポイントガードの伊月俊 ちなみに身長174cm 体重64kg
フックシューターの水戸部凜之助 ちなみに身長186cm 体重78kg
あと、小金井慎二と土田聡史←
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って何ちゃっかりバスケ部調べちゃってんの自分!
何で人の名前とか顔とか覚えるの苦手なのにバスケの情報はこんなに頭に入ってくるんだろ...
「はぁ」
自分の才能に落ち込むわ
もうバスケはしないっつーのに...
「ため息なんかついてどうしたんですかレイさん?」
ん?今誰かに話しかけられた??
「ここですよ」
「...うおっ! テツ!?何でここに!!?」
懐かしい顔、
黒子テツヤ________
「今日からこの高校に通うからに決まってるじゃないですか」
「へー
....ってまじ!?
テツ、もうバスケやめたの?」
「何でそうなるんですか」
「え、だってこの高校別にバスケの強豪高とかじゃないじゃん」
あいつらはみんなバスケの強豪高に行って....
「強豪高でなくてもバスケはできます。僕はここで僕のバスケをするんです」
強い目____
「テツの、バスケ.... そう、ま、頑張れ。
私はさ、もうやめちゃったから」
「え?」
変な顔
「バスケするの。もーやめた。」
「何でですか!
レイさんはあんなにバスケが好きで....」
「可愛さ余って憎さ百倍、的な?(笑)」
「何かちょっと違う気がします....」
「あはは! ま、テツは変わんないでいてくださいよ」
そう、変わらないで。
アイツみたいに。
何か察したのか黒子は複雑な顔をしている。
なんか空気悪くなったかも。
「じゃ、またね。同じクラスだったらまたよろしく〜」
手をヒラヒラとさせ去っていくレイ。
残された黒子はレイの告白に驚いていた....と同時にその原因に心当たりがあった。
キセキの世代_______
でも、
「レイさんにはバスケをやめれませんよ、きっと」
その言葉は誰にも拾われるわけでもなく新入生の波に吸い込まれていった。
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