扉の向こうに

□いざ海賊時代へ!
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『‥‥ん』

「‥お、ひなた。起きたか!」


目を覚ますと、ルフィがこちらを覗き込むようにして見ていた。


どうやら気を失っていたらしい。



『あれ‥‥ここは?』


身体を起こしキョロキョロと辺りを見渡す。


「メリーのとこだ!」

『メリー?』

「おう!俺たちの船だ!」

『船?じゃあ、無事に着いたんだね!』

「おう!これからいっぱい冒険できるんだぞ!!」

『やったー!』


ルフィの言葉に笑顔で答えていると、ウソップ、ゾロ、ナミがこちらに来た。


「ひなた、お前えらい長く寝てたな。」

「ゾロだってさっきまで寝てただろ!」

「そうか?」

ゾロにウソップがツッコミを入れる。

そんなやりとりを見て笑っていると、


「ひなたちゃああん!起きたんだな!」


サンジが手を振りながら走ってきた。


「お、サンジ!準備できたんだな!」

「おう、ばっちりだぜ!」

『?』


何の準備かと、首を傾げているとルフィに手を引っ張られついてくと、


『!わあ‥!』


テーブルに、たくさんの美味しそうな料理が広がっていた。


「ひなたのために、サンジくんが作ったのよ」

『本当?わあ、サンジ、ありがとう!』

「どういたしまして〜Vv」


皆がそれぞれ、席に着き、ルフィが声を上げる。


ルフィはあたしを見てにしし、っと笑う。


「新たな仲間、ひなたにかんぱ〜い!!!」

「「「かんぱーい!!」」」



ーーこうして、新たな仲間を迎えた麦わら一味の冒険が幕をあけた。



終わり⭐
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