妄想録 (番外編)
□妬いてしまうの
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「みことっちーーー!!!!!!」
「わぷっ!!」
とある日の放課後。
彼氏が飛んできました。
「ま、前が見えない…!!」
飛んできてそのまま抱きついてきた涼太くん。見えないし苦しいし恥ずかしいし……!!!!
そんな私の様子に気づいたのか、涼太くんは私を離してくれた。
おお、視界がクリアに。
「見て見てこの衣装!!すっげー似合うと思わないッスか!?」
「んぇ…?あ…」
見ると、涼太くんはカッコいい執事服。
手足もスラーッと長いため、すっごいよく似合っていた。
「か、かっこいい、ね………」
「照れちゃってんスか!?かーわいいッス!!」
またぎゅううう、と抱きしめる。
だから、苦し、い…!!!
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