-妄想合いっ子-
□八話「葛藤」
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「はぁぁ…」
昨日、日記を見直そうと思ってケータイを開くと、いつもと全く違う画面だった。
どこからどう見ても俺のじゃない。
それに、女の子の文だった。
持ち主は決まっている。愛しの彼女、みことっち。
「みことっち………」
昨日はずっと避けられ続けた。
多分、いや絶対、あの妄想日記を見られたのが嫌だったんだろう。
というか嫌われる、と思ってるんだ。
「そんなことあるわけ無いのに……」
本当にネガティブなんスから……
ところで……
「みことっちはもっと強引に愛されることを望んでいたんスか…？」
みことっちの日記の中の俺の行動。
いきなり抱き締めたり、不意打ちでキスをしたり。
積極的というか強引というか…そんな感じだった。
俺だってしたいッスよ…でも……
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