-妄想合いっ子-
□七話「バレちゃった」
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「うー…」
私は次の日の早朝、母の迎えが来て無事家に帰ることができた。
今日も学校なので現在登校中です。
まあ、無事といっても私の心臓は無事じゃないけど…!
「あ、そうだ。涼太くんにお礼のメール送らなくちゃ」
やっぱりお礼するに越したことはないよね。
実際すごく助かったし。
そう思ってスマホを起動させると少し変だった。
「あれ、日記が開いてある…昨日開きっぱなしにしてたのかな…」
私のスマホの日記は少し違う。
一般的な日記はその日にあったこと、予定とかを書くものだよね。
私の日記は『妄想日記』。
その日に妄想してしまったことを書き記してある。
一応閉じておこうとしたとき、私の指が止まった。
「………………え??」
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