-妄想合いっ子-

□三話「飛んできて王子様」
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「と、いうわけで」


「昨日の昼ダッシュで抜けて笑顔で帰ってきたのはこのためか……」

「か、可愛い………」

「きょ、今日からマネージャー業をさせていただく神那木みことですっ」


うわあ…身長高いぃぃ…ヒィィ…


「緊張しなくて大丈夫ッスよ」

「涼太くん…」

「癖が強かったりするけどみーんないい人ッス。大丈夫、力抜いて」


涼太くんが肩に手をおいてくれる。落ち着けそうな感じがした。


「至らぬ点もございますがよろしくお願いします!」


バッと頭を下げる。心の中で2秒数えてゆっくり顔を上げるとほとんどの方がニコニコ微笑んでくださっていた。


「よろしくー」
「っつーかめちゃ可愛いな…」

「………」




受け入れて……くれた…?
でもキャプテンさんの表情が……ひいぃ…





「よ、よろしくお願いしま、す…」

「………け」

「はい?」


「あっちに、顧問いるから……入部届書いてこい」

「は、はい!!」


とりあえず入部はオッケー…ってことでいいんだよね







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