-妄想合いっ子-
□六話「いい日の夜」
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その日、俺は家族にすごい目で見られた。
「なんか……ご機嫌だね」
「リョータがこんなに機嫌いいのいつ以来よ」
姉ちゃんたちが会話しているのも聞こえない。
俺は今日、とってもいい日を過ごしたんスから…!!!
あ。
「そうだ、俺ちょっとコンビニ行ってくる」
「何しにー?」
「雑誌買いに。んじゃ行ってきまーす」
嬉しすぎて、いつも読んでる雑誌の発売日であることをすっかり忘れていた。
俺は靴ひもを締めてコンビニへ。
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