-妄想合いっ子-

□六話「いい日の夜」
1ページ/3ページ










その日、俺は家族にすごい目で見られた。








「なんか……ご機嫌だね」
「リョータがこんなに機嫌いいのいつ以来よ」









姉ちゃんたちが会話しているのも聞こえない。
俺は今日、とってもいい日を過ごしたんスから…!!!


あ。






「そうだ、俺ちょっとコンビニ行ってくる」

「何しにー?」

「雑誌買いに。んじゃ行ってきまーす」







嬉しすぎて、いつも読んでる雑誌の発売日であることをすっかり忘れていた。




俺は靴ひもを締めてコンビニへ。















.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ