妄想録 (番外編)
□私の家で遊びましょう?
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その後、俺たちはみことっちの部屋へ。
歩いてる途中翔くんの無言の圧力が凄かったのは内緒ッス……。
そんな圧力に見送られながらみことっちが部屋のドアを開ける。
「はい、私の部屋でーす」
「おおお…」
シンプルな中に女の子らしさがあふれる部屋。それになんか甘い、いい香りが…
「そ、そんなにジロジロ見られると…恥ずかしい…」
「あ、ごめんごめん」
でもこんな中で落ち着けなんて無理な話だ。世の男ならわかるだろう。
「ま、まあ…とにかく座って…?」
照れた顔をのぞかせながら、みことっちが座布団を取り出す。
「なーに照れちゃってんスかー?ホント可愛いんだから…」
「ううう………」
みことっちの髪に指をからませる。
それをするだけでもっと顔を赤くするみことっち。
なんでこんなに可愛いんスかねー…
そのときだった。
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