【ハリポタ】引きこもりの不良VS完璧男子【完結】

□六話
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―――いつもより早い朝


私は、自分がいる女子寮を見渡すとルームメイトたちは着替えたり、起きたばっかりと様々な光景だった。

そこらへんでボタンやネクタイをしめている生徒たちは「テスト」という言葉ばかり呟いていた。



「………いやぁ…まさかね、はは…は」



多分だが気づいてしまった、私は…





――――今日はテストだ


別に苦手でもないし、大嫌いではないが今回ばかりは大嫌いだこんちくしょう!



だがしょうがなく行くしかない。親に授業サボってるのはバレてると思うが、テストでその分の信用を取り戻している。だから行かないというのは絶対に無理な選択肢だ



「畜生…私の負けだ。」



そう敗北を呟きながら私は着替え、テストを受けに行った



―――――――――…



テストが終わり、リドルは「テスト勉強めんどくさかった」と呟きながら私のもとへ歩いてきた。

テストに出た私は約束通りに言うことを聞かなくてはならない。嫌な予感しかしないのでダッシュで逃げよう



「インカーセラス!」




「うわっちょ…廊下で呪文は…プロテゴ!!」


逃げようとしたのを当然見逃さなかったリドルは私を縛ろうとした、が私も呪文を使って対抗した。なにこいつ危ないわ…てか先生や生徒がいなくてよかった、騒がれないし。





「…つーかまえた。」



甘く見てた。気づいたら捕まった。
まあそりゃあ普段寝てばかりで引きこもってる私の方が体力ないわな


というか「つーかまえた。」とかいう言い方+息切れと顔が少々赤いためにリドルが変態みたいだ。もちろんこれは録音しているので売る
今回はちゃんと閉心術をかたーくしているので大丈夫だ。





「じゃあ願いを1つ聞いて貰おうか…」


まだまだ息切れと顔が赤いのは収まっていなかったために、変態のようにリドルは言った。



「テストは授業じゃない!」


もうダメだと思うが、ためしに一押ししてみる。一押しだ。


「馬鹿なのか君は!?授業だよ!!いいから願いを聞け!」


興奮したようにリドルは言った。変態みたいだから本気で自重しろ…



「チッ」


舌打ちをするとリドルはコホンと咳払いをし、気を改めて言い出した。



「じゃあ願いは、―が―の――に―――――?」




「はぁあああ!?」



リドルに言われた願いの内容は、私のプライドをズタズタにする勢いのものだった。

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