【ハリポタ】引きこもりの不良VS完璧男子【完結】
□五話
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「……………。」
あれから再び何分か経ち、リドルは綺麗な赤い目をもっとギンギンに赤くしており、背後には二回目のご登場を果たしたジャパニーズマグルで有名な鬼が宿っていた。
そしてリドルは口を開くと、
「君が部屋に入れなくしたから先生にアドバイスを貰って、動物になって入った」
「入ってみると君がなでなでとか何か気持ち良…悪いことをしたから解除してまずは説教かと思った。」
…と、息を吐くように今までの経緯を話した。高速で言ったために、本心か噛んだのか分からないが最後らへんになんか変なことを言われた気がした。
気のせいかな、うん
「へー…気持ち良かったんだぁ…」
「や、やめろ!誤解するような言い方をするな…!恥ずかしいじゃないか!!」
からかうように言うと、リドルは顔を赤らめながら言いかえしてきた。何かこいつ面白いな
腹黒い優等生のこんな一面を見れるなんて私は幸福者だ…録音と映像済ませたから明日にでも売れば…うへへへ…
「だろうと思ったよ…君は閉心術でもしてろ。」
すぐに削除したフリをし、ごめんごめんと謝ると気づかなかったのかリドルは「ごめんは一回」と注意しただけだった。
「…明日、授業来れるよね?」
真剣な話をするかのように彼は聞いてくるが勿論返答は…
「私はテストくらいしかいかん。絶対に」
「………あっそ。」
そう呆れたように呟くとリドルは男子寮の方に戻っていった。