【ハリポタ】引きこもりの不良VS完璧男子【完結】

□四話
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「…うまい。」

無理矢理リドルを押し込んでから何時間か経ち、現在は12時くらい。私は部屋で昼食を摂っていた
もちろん部屋から出たくないし魔法を使った
(※ニート候補生ではないからね?)


今日の昼食はコーンスープとパン。非常に出しやすい献立だし、すぐ食べ終われるから便利だ




ニャーン…




食べ終わり、ボーッとしていてしばらくするとチリンチリンと鈴の音をたてながら赤い眼を持つ猫が静かに鳴いていた。猫というより、子猫のようだ
そしてどこからか迷いこんできたのか首輪がついていた



「貴方の飼い主の名前は?」


動物と話すことが出来る呪文を事前にかけ、猫に問う。

すると猫は「リドル」と鳴くように言った

ジーッとよく見るとどこかがリドルに似ており、飼い主に顔が似るというのは本当なのかと思い知った。この猫を見るとあいつを思い出して少々イライラするが、ちゃんと見れば可愛げがある猫じゃないか

あいつがくるまでこの子をしょうがなく世話してやろう。


「うふふ〜可愛いでちゅね〜お〜よちよち
あー可愛いわぁ…」

猫を愛でまくってからしばらくたつが、生き物というものは何故こんなに可愛いのだろうか。癒しだ…この猫はリドルから奪いさって死ぬまで私といてほしい…

そう心の声を呟くと、



「…心の声聞こえまくりだよ…気持ち悪い。離れてくれ」
そこには何故かリドルがいた。



もしかしてあの猫は…




「あっ…」



大体察せた。

なんて最悪な日だ
何故か私は猫ではなく、リドルを撫でていた。
(死にたい)

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