【ハリポタ】引きこもりの不良VS完璧男子【完結】
□一話
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今年の九月、私はホグワーツに入学した
そして私を選んだ寮はスリザリン。
グリフィンドールに入った親友は「何であんたがスリザリンに…ありえない」と儀式のときに言われた以来喋っていない。それほど他の寮に恐れられている、というより嫌われている感じならしい
確かにみんな私に冷たいしね、一応純血だけど名家じゃないからかな?
「それは君が授業をサボりまくって減点されまくっているからだよ。劣等生さん?」
「よう、優等生くん。今日も相変わらず頑張っているね
あと普通の顔で開心術を使うのはやめようか。」
優等生と言われた彼の名前はリドル。イケメンで礼儀正しく、しかも成績はいつもトップクラスでスリザリン生なのに学校のプリンスと化している男
だが裏は腹黒い、腹黒いのだ。
「君が減点されまくるからだろ?点数はいいんだ。
テストだけに出るんじゃなくてちゃんと授業に出ていればいいんだよ、そしたら成績がもっと高く評価されるんだよ」
アドバイスをするように彼は言うが、それに負けじと私も対抗する。
「うるさいなぁ私は正直に生きているだけなの。だから正直に言うね、眠い。おやすみ
…………Zzz」
「うわっちょっと…
…寝やがったな劣等生…!」
と言いながらもちゃんと(どうやって入ったか知らないが)私のベットまで運んでくれたのでやっぱりこいつはツンツンしながらもあとからひそかにデレを見せるいわゆるツンデレかなと思った。
「起きてたんだね君!?」
「…Zzz」