長い夢
□2
1ページ/12ページ
ある日、私が部屋で仕事をしている時、とても凄い情報が入ってきた。
沖田「ねえ、聞いた?家茂公が亡くなったらしいよ」
『……は?…家茂公が、亡くなった…!?』
それは私達の未来を左右するとても重要なものだった。
沖田「あれ、知らなかったんだ。裕璃ならてっきり
知ってると思ったんだけど」
『知らなかった…次の将軍は決まったの?』
今は日本の未来が懸かっていると言ってもおかしくない
とても大切な時期。そんな時に将軍が亡くなるなんて…
沖田「ねえ、一体どうなると思う?」
『どうなるって?』
沖田「僕達もだし、この国も…」
『分かんないよ、そんなこと…でも、大きく、変わるよ…きっと』