美くしくも残酷な…

□事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起きてるんだ!!
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さて、女の子からのストーカー騒動から早3日。
至って平和島静雄。
いつもは電車通勤なのだが、あれからリヴァイさんに送って行ってもらい
帰りはエレンと電車で帰宅
どこからか(エレンあたりだろうけれどもww)聞き付けたミカサとアルミンも一緒だ

ミカサに至っては「キョウはかわいい、から、女にも男にも、狙われる。しかも鈍い。ので、私が、あのチビから守る。チビには任せられない」…チビとはあのストーカーかもしれない女の子ですよね!?まさかのリヴァイさんじゃないよね!?なんて思ったけど、まぁ、リヴァイさんなんだろうな…ww

で、今日は仕事が思ったより早く終わって、みんな時間が合わないので一人で電車。
みんなとわきゃわきゃ、してたから、一人だとちょっと寂しいな…なんて……幸せだ
こんな幸せな俺に…
いや、幸せだからこそ…
今、この状態が起こっているのかな…?

「おい!聞いてんのかよっ!」
「へー。結構かわいいじゃん!」
「ったく、金くれなきゃ、こんなことしなかったが、別に俺達だけで楽しんでよくねぇ?」

…数人の成人男性に絡まれてるなう。
会話からしてあの女の子が、依頼したのかな?


「人違いでは?」
「は?いいから、こっちこいよっ!」

グッと、掴まれる腕

…。

あぁ、久々に血祭りフラグですか、そうですか。
余りにも平和すぎて鈍ってなきゃいいですが…
うん。
君たちは売っちゃならないケンカを売りましたね?
最近は苛々MAXでしたからね
それとも、か弱いオナゴのふりして、キャー!とか、騒いだ方がいいですか?
…ないわー
つーことで、選択肢はヒトツな訳ですよ

あーゆーれでぃ?


「待ちなさい。女の子一人に寄ってたかって」

「は?誰だしおっさん」
「この子によーじ?でもザンネーン。俺達が先約デース」
「嫌がってるじゃないか」

…。

えーと…

何処かで聞き覚えのあるイケボ
はて、何処だったかな
アキラくんかな?
それともヤトガミくんかな?
あぁ、セバスですね
お汁粉が似合うキセキの世代の緑くんですね!
いや!貳号艇のヒラトさんですかっ!
すみません…
朝から静ちゃんの話を持ち出したのが間違いでした。

まさかの団長のターン…だと!
ズービズバー!


「だ、団長!」
「おや、君はまだ団長と呼ぶのかい?…寂しいな…」
いやいや
いい歳こいたおっさんが
寂しいな…って
眉毛下げて斜め下向いて
シュンとかな…
「おい!」
「ムシしてんじゃねーよ!」
いかにもなにいちゃんが振り上げた拳をキレイに受け流し
足掛けをし
うん。
流石団長

「んじゃ、おねーさんはこっち」
「…チッ」
「!」
後ろから抱きつかれたので
そのまま頭突き
顔面にクリーンヒッツ
ありゃ痛いぜww
「キョウ。今のうちに逃げるよ」
「えっ!暴れたり無いわー…」
「…いいから行くよ」

くそー
いっそフルボッコの簀巻きにしてやろうと思ったのに…
つか、なんで団長…??

「よし…ここまでくれば大丈夫だろう」
「あー…一応助けて頂いたので、ありがとうございました。つか、なんで団長??」
「今は団長じゃないよ、キョウ。ほら、エルヴィン、と呼んでくれないかい?」
相変わらずなようでなによりです。
確かに団長じゃないなら社長!??
「はは。確かに社長だが、普通に呼んで欲しいな」
「ぐぬぬぬ…え、エルヴィンさん……」
改めて呼ぶと違和感な上きめー…団長は団長なのだよ!!
「キョウ。凄く嬉しいよ。ありがとう」
くっ、なにゆえ、そんな嬉しそうな顔をするんだい!
ぐぬぬぬ
なんか負けたきがする!
「で、その、なんで団長が?」
「こらっ」
「慣れるまで勘弁してください…」
「…仕方無いな。たまたま、だね。接待に向かう途中だったんだよ。そしたら、キョウの声のような気がしてね。まさかと思ったが…随分綺麗になったね」
あぁ!
こっちでは始めましてジャン。
大人つか、元の姿も始めましてジャン!
つか綺麗になったね、とか
かなり、照れますが!
「…団長もお変わりなく」
「そう?スーツ似合うかな?」
いや、似合いすぎだから
リヴァイさんとオフィスラブだろコンチキショー!
あー…やっぱジャンがいいよ!!!
「あっ、つか、いまから接待なら時間がっ!!」
「大丈夫。先方には、連絡してあるからね。…送るよ」
リヴァイさんから事情は聴いていたらしい
つか、絶対しくまれてそうだよね。うん
まぁ、なにか問題合ってからじゃ遅いし(この場合、俺が、警察にお世話になる方、だが)団長のお言葉に甘えて送って行ってもらうことにした





































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