美くしくも残酷な…

□悲痛な叫び
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「な、ななななんでぇ工エエェェ(´д`)ェェエエ工工エエェェ(´д`)ェェエエ工」






朝イチ起き抜けに響いた声
持ち主は勿論リヴァイと同棲を始めたばかりの腐女子…失礼
本人は至って真面目に腐っていると熱弁していたのが頭痛の根元かと想えるほど…まぁ結果腐女子なのだが…

「うるせぇ」
「寝起きすみません…だがしかし!大好きだった…大好きだったリヴァエレ小説素敵サイトさまがなにもなく急に閉鎖、むしろIDエラーとかないんですけど!」
「は?…わかった!わかったから泣くか悔しがるか憤るか、その顔止めろ」

わかってます!
わかってますとも!
でもスゴく好きで
確かに忙しくてサイトに見に行けなかったがな…しかし!
先程リヴァイさんが言った通り、涙で端末が濡れてきている
いやだって!
大事な事なのでもう一回言いますけど!

「大好きだったリヴァエレ小説素敵サイトさまが閉鎖…だと!」
「…」

最早スルーされてますが
わからないだろう
わからないんだな!

なんど読んでも切なくもあり、笑あり、(涙)ありな素敵サイトさまですよ!
世間ではいいともが幕を閉じましたが!
どうしよ
愛着なかったから特にきにしてねーけどさ
それとこれとはちゃうねん!

「リヴァイさんリヴァイさんリヴァイさん!どうしようどうしようっ!もうあの素敵な小説がもう読めない…」
「あー…んなこと言われてももう諦めろ」
「血も涙も無いんですか…?くそぉ文才が欲しい」
「路線ずれてるぞ?」
「うわぁあああ・゜・(つД`)・゜・」
「はぁ…」
「うわぁあ・°・(´Д⊂ヽ・°・」
「わかったから…」
「。°(°´Д`°)°。」
「おい」
「りばいざん……」
「ハァ…目腫れるぞ…」
「う゛…ありがとうございます…」
見かねたリヴァイさんが蒸らしたタオルをくれた

はぁ…ほんとさ
なんか寂しいよ…

もう読めないとか……

リンクとかたしかに張ってあったり知り合いとかじゃなかったけどさ
でもやはり急に閉鎖になっちゃうのは切ない訳ですよ…

もし、俺も閉鎖しなくなってしまったら
前もって言おう
来ていただいてるかたもいるし!


「…ところで夾よ」
「はい?」
「文才が欲しいだの、リンク貼ってなかっただの、まさかお前……」
「え…そんな小説なんて書いてるわけないじゃないですかっ!!まさかサイトなんて立ち上げてそれをうPしてるなんて!この心臓に誓ってありません!よぉー」

ビシッと敬礼したあと
目をそらしてしまった

し、しまった

まさかリヴァイさんがあんなことやこんなことしてるされてる成人向け小説書いてるなんてバレたら!!

「ほぉ…この前ハンジが面白いこと言っていたが」
「あーと…ちなみに……なんと……?」
「『夾ちゃんがねリヴァイって受けなら美味しいよね』ってな。詳しく聴かせて貰おうかな」



「おふっ!ハンジさんのバカァアアアアアア!!」





































このあと根ごとごっそり掘られたのは言うまでも無いだろう


はぁ…どこかで次回の活躍をたのしみにしよう
ご縁あればまた巡り会えることを…








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