儚く…そして美しく

□油断しましま
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「やっと帰ってきたのねキョウ!」
「ハローペトラさん!兵長めちゃめちゃぜっこーちょーなんですけど…」
帰宅する際……なぜリヴァイさん馬一頭で来たんですか?
私のお馬さんは…?
有無を言わず前に乗れと…
二人乗りで中央に一瞬寄って旧本部に帰ってきたよ!近いうちにまたおじいちゃんに報告いかなきゃだよ!
中央行っても帰りも言い争いは絶えず…
あぁ言えばこう言うリヴァイに痺れを切らし、歩いて帰る!って言ったら問答無用で帰ったらお前は俺の部屋意外出入り禁止にするぞ言われ…なんて横暴な…ジーザス…結局この人類最強には口でも勝てずトボトボ帰宅。
馬繋いどけと言われ馬小屋に行くと癒しのペトラさんが!で、冒頭の会話
「…私達も大変だったけど…主にエレンが…」
ペトラさんいわく…この一週間大変に兵長の機嫌は日に日に悪化…掃除中なんてエレンに八つ当たりするわ訓練でもエレンをフルボッコにするわで怪我が絶えなかったそうで……つまり愛のある躾じゃないのか?と本気で言ったらペトラさんに呆れられた
「でもほんとキョウが帰ってきてくれてよかったわ…」
「おい」
「「!!?」」
「キョウ早く戻れ。ペトラ…まだ二階の掃除が終わってない。あとエレンを見なかったか?」
「エレンなら裏庭の草抜きです!」
「ならいい。」
おふっ
急に来るなよリヴァイさん!
「キョウ…」
「はい?」
「いや…なんでもない。…お前何故黙っていた?」
「はい?」
「足」
「いやーははは…でも気付いてても手加減しないでくれたじゃないですか…」
「加減したら訓練になんねぇだろ…まぁいい…手当てしてから掃除に戻れ」

「…はい」

うーん、つかどもるくせに心配してくれるし…よくわかりませんっ!!
まぁ監視対象者だからしゃーないかっ!
さて片付け片付け!
早くしないとまた怒られるぅ…






この日はまだ気が張っていたから気が付かなかった…


次の日の俺が……








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