儚く…そして美しく
□調査兵団入団おまちしてまぁーす
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今日が最終日かぁ…
改めて……一週間ってあっという間なんだなぁとしみじみ
あっ、歳ですね！とか無しですからね！
梨汁飛ばしますからね！
「果てしーなーくーとぉーい空ーにぃー」
とか、いやしかし爽やかだ
すこぶるいい天気すぎる
最終日を飾るにはとても良い日だ!!
リヴァイ班でピクニックにでも行きたいねぇ〜
つか…
「なんでそんな不機嫌そうなんですかリヴァイさん」
もとい、ヤヴァイさん…
最近ヒヴァリさんって言いそうになるよ！ディーノさんは永遠不滅だよきょうやぁあああっ！とか現実逃避しても罰は当たらないと思う。うん。
確か今日昼間で訓練で
そのあと総統の所に行き、そのまま報告じゃなかったかな？
ほらぁーキース教官も無表情ながら若干困ってるし
みてよ！訓練兵みんなびびってんじゃんかよー
そうなんです。朝起きて
さて最終日がんばろう！とか思って外出たら、タイミングよく、前方から見慣れたシルエット
いや、確かに視力弱いんだけど…緑のマントだ、バッサァー！ってはためかせてくるよ！某たこ焼きマントぷぎゃぁwwwwとかね…
人類最強降臨。
眉間のシワが通常の倍はあるよ………
無言だし。
いまいち状況が、はい…え？
今、顎、くいってさされたって事は帰るぞって言いたいんですね。以心伝心なんてあるかっ！？
「えっと…「帰るぞ」
教官の声に被せんなって
「帰るの午後ってきいたんすよね、ワタクシ」
「は？伝達飛ばしたが？」
いや、聴いてないから、来てないから
「と、言う事なので…人類最強からのお達しなんで帰りますが…最後に迷惑をかけた訓練兵に人類最強からの暖かいお言葉と尚且、対人格闘を披露していただきます！はい拍手ー！」
ノリイイネ！
拍手ありがとうございます！
隣が更に不機嫌になりましたが、今日の予定が変わったのはリヴァイさんのせいなので少しは償っていただきましょう！
教官もほら、現役の兵士の格闘を見せるまたとない機会って言ってますし
「チッ。まずこの状況をキョウ説明してやれ。」
「はいはい。まずワタクシキョウですが、訓練兵ではなく総統からの新兵育成の為に一週間滞在し、「こいつは兵長補佐。つまり権限は俺と同等だ。敵に回りたり、こいつを上官だと思わねぇ奴は、巨人の餌にしてやる」と、言うことになります。大変いい経験をさせていただきありがとうございました！」
さて格闘になりますが、はいはい。ちゃんと畳んできれいに置くから睨まないでください
「では、長引くことはないので、皆さん、しっかりリヴァイさん注目して、今後に生かしてください！宜しくお願い致します。」
「あぁ」
レッツファイ！
ストツー思い出すわー…つかね、でもね、…目がマジすぎる！
「チッ。避けんな」
「痛いもん！避けますっ」
なんて小声で応戦
「あっ」
やっちまったぁ…
昨日軽く挫いた足首にかすりバランスを崩し、そのままリヴァイさんの重い一打がきれーにみぞうちに入った…
これは痛いぜ…あっリヴァイさんもちょっと驚いてる
「ゲホッグッ…ハァ……ッ流石で、す…リヴァイさ、ん…」
「チッ。もういいだろ。いい加減帰るぞ」
「はぁ、い…ｹﾎｯ…皆さんも精進してくださいっ！卒業出来たら調査兵団入団おまちしてまぁーす！」
なんて言ってるのに関わらず、制服の襟首捕まれズルズルされた…一応怪我人なのにー…