儚く…そして美しく

□進撃したら…
1ページ/3ページ





おふっ…
やはり一人で歩くべきではなかった…今更ながら後悔なぅ
めっちゃ視線がいたいー!!
いや、こんな視線気にしたら敗けだ!うんっ
さすがに声かけるなオーラを全力で出してるお陰で誰にも話かけられてはない。
かけられても冷ややかにスルースキル発動!
つか、いいのか?こんな異世界の住人を一人で本部の中闊歩させて!
まぁいっか
責任は団長にあるし
とか考えてると、目の前に見たことある後ろ姿
ガン見してたら、振り向かれたよ
あっ、やはり
「貴様っ!なぜ此処に居る!!」
「えっと、ナイル川さん」
「ナイル・ドークだ。」
「失礼。で、えっと…」
「エルヴィン…やってくれたな…あぁ、私はダリス・ザックレーだ。」
「審議の際はお世話になりました。」
まじまじ見ると
あっ、ガチでおじいちゃんレベルですね。きにしてなかったし、ナイルさん…意外と若いな
「そうだ!良い機械だし、君と少し話がしたい。どうかな?私の部屋に案内しよう。」
「総統っ!」
「大丈夫だ。君は下がって構わないよ」
「すみませんナイルさん。あっ、それともなにかありました?」
「貴様っ!なにか仕出かしたら直ぐに手を下してやるからな!」

おーこわっ…でも、悪い、いや、怖い人ではないみたいだ
だって…なんか…いじり倒せそうな雰囲気してるもん
あっ、今、鳥肌たったのかな??
「私も少しお話お伺いしたかったので宜しくお願い致します。」
ここは素直に乗っておこう
うーん。なんか団長に仕組まれてる気がするけど…そして今だに進撃って謎だらけだけど…そこは、まぁ気にせず突き進むかっ!あっ進撃だけに?クハッww






「さぁ、どうぞ」
「失礼します。」
総統だけあって部屋ひろっ
つかひろっ!大事なことなので2回言ってみました
結局案内されてのこのこ着いていきましたよ
「さぁ、そこに座ってくれ」
「ありがとうございます」
ひぃ!緊張する
ソファふっかふか!団長んとこもふっかふかだったけど、また違うよっ
「あぁ、そんなに畏まらなくていい。君は特別だからね」
「特別、か、どうかはあれですが…」
「…君は私の孫と同じくらいでね。」
「はぁ…」
つか孫居たんだなww
つか随分唐突だな
「キョウ・アサクラ…うん。キョウでいいかな?」
「構いません」
「不思議だ。君とは立場なく話せそうだ。キョウも敬語はなしにしてくれ。そうだな…おじいちゃんとでも呼んで構わないよ」
おふっ!それでいいのかっ
「なら、お言葉に甘えて、ダリスおじいちゃんで」
「ハッハッハッ、成る程。肝も座っているか」
いや、そう呼べ言ったじゃん!なんなの全く!上官って総てこんなんなの!?
「さて、本日、制服が支給されたとかでエルヴィンが言っていたが、」
「はい。つか…このお茶なに入ってます?」
仄かに香るにおい
鼻はいいんです。
「君は有能だね。これが判らなかったら即刻処分だったよ」
あぁ、試されてるのね
「まぁ、精々足掻きます。暗殺でも殺されませんよ。なんせ人類最強に認められてますので」

そう。リヴァイさんに認めてもらっている。大きな自信になる

「ほぉ。して、今、うっすらと見えた焔が君の不思議な力かな?」

「ご覧になりますか?」


「是非」


うっすらと二羽の焔の鳥が舞う






次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ