儚く…そして美しく

□みんなと戯れたいのです!
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朝食後、本日の予定が言い渡された。
リヴァイさんはデスクワークなので基本俺はリヴァイ班の皆さんと行動
午前中は対人格闘
午後は立体起動装置の模擬練習だが、訓練兵をしてない俺は見学のみ。
あんなシュパシュパするの出来る気がしない以前に高所恐怖だから無理!!
ちょっとは興味深いけど、ね
「キョウさん!御指南お願いしますっ!」
「おっ、てっきり違うとこに行くのかと思ったよエレンくん。」
「あっ、エレンで大丈夫です!キョウさんっ」
おふっ

ピュアビーム!
キョウの体力50回復!まだなにもしてないけどねっ

くっそ、その翡翠の強気な瞳が素敵です
かわいいぞっ!屈伏させたい!鳴かせたい!(ヲィ)
あっ、それは兵長の特権だった…だと!
悔しいですっ
「なら、こちらもキョウで構わないよ。見た目変わらいしね!後敬語もなし」

ウインク付きでばっちり
おうおう照れてるエレたん喰っていい!?

「キョウって、外の人間なんだろ?巨人に食わたのに平気だったって…」
「そっ、よくわからないうちに食われてて、リヴァイ班に助けてもらった、」
まっ、多分トリップしたら胃のなかでした!ってやつですね

なんで胃のなかだったんだろ…(謎)

「外の世界ってっ!!」
「隙だらけだよエレン。」
「っかっ」
対人で上位?だったっけ?
原作イマイチ思い出せないなぁ……まぁいいや。だって、みんな今を必死に生きているんだし!
「あと…不思議な力も有るって…」
あぁなんか気になって聴きたそうだったのはそれもか
「そっ、バケモノ、でしょ。焔は操れるし人より身体能力は高く…多分立体起動装置無くても跳べるよ」
「!?」
「エレンは違うよ。エレンはエレン。だって、調査兵団、リヴァイ班の一人エレン・イェーガーだ!知ってるよ。君はバケモノじゃない。巨人になるからってだけ。オプションじゃないか。それって凄くない?
それに君は独りじゃない
自由の翼も持っているだ
君は君の意思を信じなさい
でも疲れた時は休めばいい。じゃないと疲れて飛べなくなってしまうからね」
エレンに諭すように話す。そう。君もリヴァイも人類の期待と言う重荷を抱えすぎている
自由の翼を持っているのに…
いずれ飛べなくなってしまうよ…
ならばその重荷を、少しでも軽くしたい…
「キョウ…オレは…」
「ごめっ、なんか分かったような口聞いてっ」
「そんなことねぇよ!
…ほんと不思議な奴だよな!外の話も聞きたいけど、」
「そっ、まずは対人格闘で勝ってからね」
「えっ」
「さっ、続き続き!」
そのあとは二人がむしゃらに
エルドさんに止められるまでやり続けた



「お疲れ様キョウ。私もキョウとやりたかったわ」
「いやんっやりたかった!な、んてぇーペトラさんなら大歓迎…って違いますよねぇー…ハィ。」
お昼休憩にて
オルオさんの目線が痛いです。エルドさん?めっさ肩揺れてますからっいっそのこと笑ってよっ!!
「しかしエレンに稽古とは、あれは故郷のスタイルか?」
「お疲れ様ですグンタさん。対人格闘ですが、俺たちの住む場所では当たり前のものではなく、むしろ我流ですかねぇ…人に教えるつか、馴れてもらう…やつで…エレンごめん…」
「だ、大丈夫。むしろよくわかったよ…」
手加減したつもりでも、兵士として慣れ親しんだ対人格闘センスではなかなか読みにくいと思う。なんせ、喧嘩、死闘…対人でも、確実に死に迫る場所を狙うから。そのせいか、エレンは至るところ傷と痣だらけで、俺が治療してあげてるなぅ。
「キョウってほんと何者なんだよ…」
「悪魔で少女DEATH☆」
「あぁ」
「えっ、ちょっ、エルドさん、納得しないでくださいよっ」
「小悪魔ってことか」
「グンタさんまでっ!」
「そうだキョウ。兵長まだお部屋で書類片付けしてると思うから、悪いけど…紅茶、持っていってもらえる?」
「あっ、ペトラなら俺gっはっ」
「オルオは黙ってて、ねっ?」
「も、もちろんっす」

うん。ペトラを怒らしたり、手を煩わせる事は絶対しないと心に誓おう…
その肘鉄は殺傷能力ありすぎですっ



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