儚く…そして美しく

□特別作戦班
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「それならえっと…監視下ってことなのでエレン君と同じで…」
「は?へっ!?」
はいー
ここで一人蚊帳の外のエレたんに話を振ってみたぞ☆
「監視されてるってことは、エレンくんもなにかしろ訳ありってことでしょ?」
「いや、その…そ、うですけど…えっ?だってキョウ、さん、は女の子で…しかも…」
おっゴモゴモしてるねっ
顔真っ赤っ!くぅーっ
エレたんマジ天使!
エレンがなぜ監視されてるのか知ってるくせにしれっといってのけてみせる自分乙ーっ!
「おいキョウよ。監視下にあるなら普通は俺の部屋に来るのが道理じゃねえのか?」
「それは精神衛生上宜しくないので謹んでお断りいたします。リヴァイさんがそんな冗談言うなんてびっくりです」
えぇ。
なんせ兵長LOVEですからねっ!いつ襲うとか襲うとか襲うとかwwあとエレたんの部屋に居ればリヴァエレ見放題いじり放題!!
あぁ是非にっ

「馬鹿言え。俺も冗談くらい言う。それより、精神衛生上宜しくねぇってどう言うこった?」

ぎゃあああああっ!
そんな睨むないでくださいっ三白眼っ!

「いっ、その、…女の子だし☆ミリヴァイさん、潔癖だしww」

「ならそこのクソガキとは良いってか?ガキはガキ同士オママゴトでもしてろ」
「いや、そうじゃなくてですね…」
あーもーめんどいな
怒ってたわけじゃなくてもしかして不貞腐れ、て…る…?焼きもち?俺に焼きもちかっ!
「リヴァイさんっ!大丈夫ですからっ!エレンはアナタのですよ」
「なっ!」
「えっ?」
「はいぃいいっ!?」
うんうん。
さていじり倒したとこでそろそろ軌道修正しないとリヴァイさんに蹴り飛ばされそうなので……
「ってリヴァイさぁん…?」
停止してるぞ
技能してますかー?なんて手を顔の前でブンブンしてみる
「ほぇっ?」
いきなり掴まないでください。情けない声出ちゃったじゃん
「お前には躾が必要だな」
「え?いや、そのぉ…り、リヴァイさん…?」
ヤヴァイさんになってますよ!?だ、だれかっ!リヴァイ班をぐるっと見たが誰一人目を合わせてくれないっ…だとっ!非道!卑劣っ血も涙もないっ
「成人男性と同じ部屋なんて、いたいけな少女に、教育上宜しくないと思いませんか?」
「ほぉ。そのいたいけな少女は、成人男性が掴んだ手首を簡単には抜けられねぇんだよっ」
「っぶなっ!飛び蹴り禁止!ついでにかかと落としもっ」
ひぃっ
容赦ない攻撃っ
そのうち獲物抜かなきゃいいけどっ
「逃げるが勝ちっエレン君、行くよっ」
「ちょっ、キョウさんっ!?」
「チッ。めんどくせぇガキ共だな。…精々うまく逃げ切ることだな」
「「ひぃいいいいいっ」」
いや、あの獲物を狩る猛獣はぁああああ

忘れていた…彼は捕食者!
そしてよくわかんない負けず嫌いだから余計焚き付けてしまった!!

「さっ、エレン君。君が生け贄だゾ☆その身をもって兵長に誠心誠意お仕えしなきゃ!」
「ちょっ、キョウさんっずるいですよっ!元はといえばキョウさんが兵長にっ」
「おいガキ共。いい加減にしろよ」
「「ぎゃあああああっ」」
気づいたら前方に人類最強が居ました…
その後響き上がった二つの悲鳴後はご想像に………































あぁ兵長馬鹿にしすぎたww





































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