儚く…そして美しく

□腐信者ですが、何か?
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しばらくしてから中央へ召喚された。
まぁ罪人って訳じゃないんだが異端児扱いな訳でして
拘束機具も付けっぱなし
うーん。
なんとも複雑
団長から今日の事はいろいろ聞いたんだけど…
リヴァイさんは『お前の思うようにしろ』つまり信用されてる解釈でおK?なんともわかりずらいっ!!
まぁ自分の立場が悪くならないように…短気な部分が出てきませんように…切実に自分に祈りをぉおおおっ!
とか言ってる間に
「さて、キョウちゃん。着いちゃったけど、きっと大丈夫だからね!あっ、間違っても…「大丈夫ですハンジさん。信じてください」わかったわかった!君には降参だよ!!ほんっと君って不思議な子だよねっ!」
「ありがとうございます」
「さっ、いってらっしゃい」
真面目なハンジさんの声と扉の開く音
さて、こっからが正念場ってやつですね。
つか…めっさ強面なおっさんが……キョウちゃんもびびっちゃうわよっ
まさに死を潜り抜けた戦士…兵士だね

鳥肌が立った。

そりゃ、なんども死と隣り合わせだったが…比じゃない
もし、ここで殺りあったら…負けるのは火を見るより明かだ
さて、尊さんの殺気、十束さん直伝のはったりと草薙さんの言葉巧みさをどこまで出して此処での立ち位置を手に入れるか…あっリヴァイさん発見。おっ目が合った!いやんってやってる余裕とかないから…(°∇°;)

「さて、まずは君の名前から聴こうか」
えっとキースなんちゃら総統?あっ、それ錬金術な兄弟のやつだっけ?
「キョウ・アサクラです。」
「キョウ・アサクラ。君は壁の外…しかも巨人に吐き出されたと聞いたが」
「はい。気が付いたら巨人のお腹の中にいて、今此処に居ます。ただ一ツ言えるのは、私はこの土地の人間ではありません。」
予想道理のざわつき
いい反応ありがとうございます

「成程。なら君は壁の向こうの世界の住人ってことなのかな?」
「はい。」
「宜しい。さて他の報告は特に無いのだが…

君は一体何者ののかな?」
「人間です。ただ、此処の人間ではないと言うだけで。」
「…つまり、壁の外には他にも人が生存していると」
「はい。ただ、恐ろしく遠い場所で」
「なら、君はそこから一体…」

「それは巨人に食べられて此処まで着いた。としか」
「そうか…なら君の目的は?」

「…目的?そんなの無いですよ。まぁ帰る手段が無いこと。そして助けて頂いた恩はありますが、なにかで仇なすなんて」
心外すぎますよね?
あぁ…多少殺気が出たのが自覚したのですぐに多々良スマイル投入。
「さて、憲兵団。なにかあるかな?」
「はっ!憲兵団師団長、ナイル・ドークより提案させていただきます。」
おぉ!噂のヘタレ!!いやいや感動してる場合じゃないな
審議を問いただすだの、巨人を操るだの、人類に仇を成すだの、まぁアレだね。もちろんこんな不審者ですから憲兵団としてはその判断が正しいな。でも解剖はちょっと…
そして人類に仇を成すって、こんなか弱そうな女の子一人で潰れるって…あっ、もしかして男の子に見られてる?
「宜しい。続いて、調査兵団」

なんて言ってる間に調査兵団。

おっ、団長凛々しいぞっ!
金髪が眩しいんだよね!ズレてる訳じゃないよねっ!?
「はい。調査兵団13代団長エルヴィン・スミスからの提案です。確かに彼女は不確定要素が多い。ですが人類の希望として調査兵団に迎え入れるべきだと思います。」
よっ、かっこいいぞ団長!
まわりのざわめきがもっっとざわめいた気がしなくもないが
いい加減黙って欲しいかなぁ…
そろそろ耳障り…










「さて、君の意見を聴こうか」




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