儚く…そして美しく

□ハジメマシテ。一方的には知ってましたが
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「目が覚めたか」

「!?」
牢屋に捕まっていると状況判断したとこにいきなり声かけられた

おやおや聞いたことある素敵低音ヴォイス

うーん
これは乙女がキュンキュンする某ジャージの神様かな?
それとも某レストランの腹黒さんかな?
それとも悪魔ピエロ兄かな?

「おい、聴こえているのか」
「は、はいっ!」

向けない!
こ、心の準備がっ!!まさかまさかのそのまさか!
リヴァイ兵士長様っ!!神谷ぁあああっwwww
いーざーやーくぅーんっ!

「リヴァイ落ち着きなよ。ねぇ、名前、聴いてもいいかな?私はハンジ・ゾエ。分隊長をしていて、こっちの金髪のが」
ハンジ・ゾエ
うぉおおおっ!朴さまぁああああっ!!
ぜ、ぜ、ひ!
誰がドチビじゃああああっとっ!!
「私は調査兵団団長、エルヴィン・スミスだ。
君には聴きたいことが沢山あってね。」
ヅラ団長っ!

…失礼。
エルヴィン・スミス(独身・ヅラ疑惑)
「あっと…麻倉夾っていいます…キョウとでもお呼びください…。」

そして顔を上げるとやはり直視できない池さまばかり!
Kで見慣れたはずが、また別物ですよね。ハイ。つか団長、まじヅラっぽいな……ガン見
つか皆さんなに驚いてんですかね?そんなに見られると照れますがな!
つかな、服が着替えさられてるしね…
キョウちゃんびっくり!

「お前…」
「え?はい??」
「えっとキョウ、だったね。着ていた服はベタベタになってたから、悪いとは思ったけど着替えさせてもらったよ。とても不思議な服だったねぇ」
君、男の子かと思ったら女の子なんだもんリヴァイもあたしもびっくりしたよぉ…ってリヴァイさんも見たんですか…ワタシのカラダを……

「あ、ありがとうございます…で、なんで繋がれてるか聴いてもいいでしょうか?」
「そりゃお前が何者で、なぜ巨人に食われたのに生きていたか、に答えたらな」
やはり、あれは巨人だったか…フラグへし折りたかったよ
つまりあれか?
俺は巨人から産まれた桃太郎的な?
いや、吐き出された汚物と、か…
いや、汚ねぇよ

「今、解ることは素直にお答します。ですが、自分にもこの状況はよくわかりません。気が付いたら巨人のお腹にいて、そして、今、此処にいます。自分が居た世界は巨人など居ない平和な土地でした」

三人の息を飲む音がした
さすがにそりゃ驚くよな

「あと、先に言っておきますが、自分には焔を操る術や、ちょっと人より運動神経が優れてます。これは貴殿方だけの心うちに秘めても良いですし、上層部にお伝えしても構いません。」

いつぞや十束さんがやっていたように蝶々を飛ばしてみる
あら、俺にも出来たよ十束さんっ!

「あの膜は焔の何かしらの原理ってことかな?くぅーっ!!なんかすごいよキョウちゃん!!」
「なら、テメェの居場所は決まったな。」
「リヴァイ…」
「わかってんだろ。こっちで預かる」
ワーォ。
リヴァイさんに預かって貰えるなら光栄!つか、えっ、まじガン見しないでリヴァイさんっ!!めっちゃ目付き悪くてコワイんすけどっ!
よくエレたん我慢出来るなヲィイイイイッ
「まぁどの道、君は近い内に大衆の前に出なきゃならない。なんせ前例のない事で…エレンとは別の事例だ。私の一存ではなんとも……」
「はい。もし、俺に居場所を提供していただけるのならば、自分は巨人討伐に協力します。」

なりふり構ってられない
此処に居場所を作らなければ憲兵団に殺されるか、中央で薬付けされ解体される。それだけはなんとか訴訟しなければ
ジッと三人を見つめる
「悪くない」
「?!」
兵長の悪くない戴きました!
選択は間違ってないっ!!
間違ってはいけないのだよっ!

「女で…その癖、気が強い上に随分と喧嘩なれしてんな。それに案外、馬鹿じゃなさそうだ」

「リヴァイ…今日よく喋るね!まさかリヴァイったらっぐへっ」
「黙れクソメガネ」
あぁこれはなんだかひと嵐ありそうだな…なんてぼんやり考えてると三人に見られた
























「さてこれからの事を少し話そうか」


あっ、団長ったら
なにか企んでるー






































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