進撃x艶が
□エレンの巨人化
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「んっ………？」
ここは………どこ…？
辺りには着物をつけた人々がこちらを見てはヒソヒソと何かを話している。
私は佐々木 ハル
日本に住んでいたとき、ある日突然巨人が現れて…
あの日私は驚きのあまり気絶してしまった。
で、目が覚めたらウォールマリアのシガンシナ区という場所にいて……。
「ハル……？ハル大丈夫か？ミカサも……アルミンも……。──!!あっちにハンジさん達がいるぞ!!行こう……!!」
私の近くに駆け寄ってきたのは、エレン・イエーガー。
そして、隣にミカサ・アッカーマンとアルミン・アルレルトが。
彼らは、私がシガンシナ区で倒れているのを見つけてくれて、そこから仲良くなった友達だ。
それにしても、あたりには木造建築ばかり。
ウォールローゼの町とはまた違って、とても昔の日本に似ている。
少し走ると、そこには困り果てたハンジさんやリヴァイ兵長、それからエルヴィン団長とリヴァイ班の先輩方がいた。
「エレン……巨人化は失敗したの…？」
ミカサがエレンの裾を引っ張って聞く。
「俺にもわからない……。確かに雷みたいな…光は見えたんだ。だけど気づいたらここにいたから」