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□困った上司と困った部下
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「ボス....」
木元は私に向かって両手を差し出し、ハグを求めてきた
「木元、愛してるわ」
私はそれに答えるように木元を抱きしめた
「ボス///私も、です」
恥じらいながらも抱きしめ返す木元がこれ以上なく愛おしい
「今日は一緒にお風呂入る?」
「はい///」


「って言う夢を見たのよ!
いやー、今日はとてつもなく目覚めが良かったわ」
出勤早々聞いてくれと言うから仕方なく話を聞いているのに何なんだこの人は、夢のなかとはいえ自分が言わないような恥ずかしいことを言わされてると思うと複雑な気持ちになるのは当然だ
「はぁ、ボス今日のお泊まりは無かった事にしましょうか」
「えっ!?なんで!!ごめん、なんかしたならすぐ謝るしこれからは気をつけるから!」
アタフタしてるボスも結構面白いかもなー笑
「あっ!分かった!こないだ寝てる時に勝手に写真とったのがダメだった?」
...ん?
「それとも、木元の携帯の中勝手に見たのが悪かった?」
「それとも、木元の家に行った時にパソコン覗いたり、タンスの中見たのが悪かった?」
.....
「あ!この前の「ちょっと待ってください!」
「え?」
「いや!なにキョトンとしてるんですか!あなた人の知らないうちに何やってるんですか!?」
「ご、ごめん」
まったく、ほっとくと何するか分からないなこの人
「もう、これから当分は家の出入り禁止!あと!お泊りもしません!」
「そ、そんなぁー」
こんな人にはこれくらいの罰が必要だよ
まぁ、私がそれにたえらるかちょっと心配だけどね
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