空色

□第十二章
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「あーーあ!そうやってじいちゃんはいつも説教ばっかりだ。けど、オレってばもう…!いつまでもじいちゃんの思ってるようないたずら小僧じゃねェんだぞ!」



成長したんですね…

でも、もう少し……

いたずら小僧で私はいてほしかったです



一瞬ゆうきが切なそうに微笑む


「分かった」


火影が微笑みながらうなずく


「え?」

「お前がそこまで言うなら…Cランクの任務をやってもらう」

『(あぁ……)』


「(…フフ……イタズラでしか自分を表現できなかったコイツが……)……ある人物の護衛任務だ」



どうもこうして、時が進んでしまうんでしょうか



「アハ!だれ?だれ?大名様!?それともお姫様!?」

「そう慌てるな、今から紹介する!
 入って来てもらえますかな……」


すると後ろの引き戸が開けられて…。


「なんだァ?超ガキばっかじゃねーかよ!」


入ってきたのは、お姫様にも大名様なんかよりもはるかに遠い人物だった。


「……とくに、そこの一番ちっこい超アホ面。お前それ本当に忍者かぁ!?お前ェ!」

「アハハ誰だ一番ちっこいアホ面って……」



ナルトは両サイドをみる。

完璧一番のちびはナルトである…



「ぶっ殺す!!!」


「これから護衛するじいさん殺してどーするアホ」

カカシ先生が今にも飛び掛ろうとするナルト君を押さえる。


『まぁまぁ、落ち着いてください』

「この野郎…」

「ナルト、アンタちょっとうるさいわよ!静かにしなさい」

「サ、サクラちゃーん…」



「(ふう、やっと静かになったか…)わしは橋作りの超名人タズナと言うもんじゃわい。
 ワシが国に帰って橋を完成させるまでの間命をかけて超護衛してもらう!」


「じゃ、各自準備が出来次第、里の出入り口になる門の付近に集合!
 橋が出来るまでの護衛ってことも孝えて、最低でも三日分の着替えやその他もろもろ用意しとけよ。
 解散!」





長い旅になりそうです…

















 
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