空色
□第十二章
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「…さて!カカシ隊第7班の次の任務はと…。んー…老中様のぼっちゃんの子守りに、隣町までのおつかい、イモほりの手伝いか……」
迷子のトラちゃんを捕獲しおえ、新しい任務を言い渡される最中。
ナルトがついにしびれを切らしてしまった。
「ダメーッ!!そんなのノーサンキュー!!オレってばもっとこうスゲェー任務がやりてーの!他のにしてェ!!!」
他も同様に思っていたらしい。
『のんびりいきましょうよ』
「ゆうきちゃんは逆にのんびりすぎだってばよ!!!!」
『そんなこと言われてもですね…』
「バカヤロー!!ゆうきのいうとおりだ!お前はまだぺーぺーの新米だろーが!」
その場にいたイルカ先生が立ち上がる。
『ぺーぺーは言ってませんが…』
「誰でも初めは簡単な任務から場数を踏んでくり上がってくんだ!」
『無視ですか…』
「ふ〜やれやれ…」
ヒルゼンがため息を付きながら、カカシにボコられるナルトをみて、口を開いた。
「ナルト!お前には任務がどーいうものか説明しておく必要があるな……いいか!里には毎日多くの依頼が舞い込んでくる。子守りから暗殺まで」
『(暗殺か…いずれは……)』
「依頼リストには多種多様な以来が記されておって……難易度の高い順にA・B・C・D・とランク分けされておる。
里では大まかに分けてワシから順に、上・中・下忍と能力的に分けてあって、依頼はわし達上層部が、その能力にあった忍者を任務としてふり分ける。
で……任務を成功させれば、依頼主から報酬金が入ってくるというわけじゃ…」
その裏には当然暗い歴史もあるのに…
大人は残酷ですね
「とは言ってもお前らはまだ下忍になったばかり。Dランクがせいぜいいいとこじゃ」
ものすごい重い話になりましたね…
まぁ、説明されている当の本人は……
「きのうの昼はとんこつだったから今日はミソだな。」
「…」
何も聞いていないですけど…
「きけェェェイ!!!」