空色

□第三話
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結局ナルトは見つかりませんでした

ナルトの家も知らないので、私は家に帰りました

そして、アカデミー。廊下である噂を聞きました


なんでも裏山に他国のスパイがでたらしい

まだ残党がいるかもしれないので裏山には近づかないことだそうです

そして、先生が今日は風邪なので、今日は一時間目から自習になったのですが……

たまたま私のクラスの前を通ったナルトのクラスの生徒が



「ナルトも馬鹿だよなぁ〜。俺達が仲間に入れる気なんてないのによぉ〜」

「ヒバチ、肝試しのことまだ根にもってんのか?」

「まぁ、裏山にはまだ残党がのこっているかもしれないのになぁ〜」



ガタッ!!!



「ゆうきちゃん!?」

『ヒナタ、先生にはおなかが痛いので保健室にいきましたと言っておいてください』



私は席を立つと、窓を開けてそこから飛び出しました



「「「「「ええぇぇぇぇええええ!!??」」」」」



皆さん驚きましたが、このくらい忍にできて当然なのです

後ろでヒナタが入り口はこっちだよと叫んでいましたが、こっちのほうが近道なのです

私は急いで裏山へと向いました



「ゆうき、こんなところでなにやってるんだ!!??」



だいぶ奥までやってきたところでカカシさんに会いました



『何ってナルトを探してるんですよ…』

「今すぐアカデミーに…」

『仲間の命と授業…どっちが大切なんですか?』

「!?」

『私はもう失いたくありません』

「分かった。だが、無茶はするな」

『はい』



私たちは急ぐべく走る速度を上げた


『カカシさん…遅いです』

「え?」

『これじゃぁいつまでたってもナルトを見つけられないので……』

「え?いや、え?(上忍レベルのスピードなんだけど……それについてこれるこの子もだけど…)」


ゆうきは印を結んだ


『風遁、風速舞の術』


カカシとゆうきの体は早くなり、回りには風が吹き始めた


『カカシさん、前向いていないと死にますよ』

「え?」


一歩踏み出すと、さっきまでとは桁外れの速さで走っていた


「(この術は……下忍レベルの術じゃないぞ)」

『!?カカシさん!』

「お?見えてきたね」


ナルトと先生におそらく何かの術で手裏剣をふやしているのであろう

数が多すぎる

絶対によけきれない


「ゆうき、落ち着いて…」

『カカシさん』

「起爆札、持ってる?」

『護身用に一様…クナイも手裏剣ももってます』

「そう、じゃぁ…。やることはわかるね」

『…はい!』

「よし、いくよ」


カカシとゆうきは同時に起爆札のついたクナイを投げた


そして、先生とナルトの間を起爆札が通過した



バァーッン!!



「「「なにっ!!??」」」



「二人とも大丈夫か?」

「カカシさん!!??」

『どうもです、先生』

「それにゆうき!!!どうしてここに!?」

「お前の教え子たちにきいてちょっとね…」

『私はナルトを騙したヒバチから聞きました』



「くそ、増援か」

「かまわん、まとめて始末する
火遁連携術……」


相手が印を結んだ


「いけっ!イルカ!!ゆうき!お前は俺と来い!!」

『はいっ!』

「カカシさん!ゆうきは…」

『行ってください!!』


イルカは走り出した


「「「カルラッ!!!」」」


同時に三人女忍の口から火が飛び出した


『カカシさん!!』

「大丈夫」


すると土遁の壁が出てきた


「風で俺を飛ばせ!!!」

『はいっ!風遁!風速舞の術!!!』


すると先ほど土遁で防いだ壁を壊し、そのまま敵に突っ込んでいった


「「「うわぁぁぁぁああああ!!!」」」


見事、カカシの攻撃は命中した

















 
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