空色

□第一話
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「ゆうき、今日は一緒にかえるぞ」



放課後、サスケがゆうきのクラスにきていた

あれからというものサスケとよく話していたゆうき。

サスケともだいぶと仲がよくなっていた


『分かりましたー』


サスケが一緒に帰りたいときは、修行に付き合うか、勉強を一緒にするか、湖を眺めるかだった。


「今日の授業はなんだったんだ全く」

『なにかあったのですか?』

「先行どもが急に自習とかいって飛び出していったんだよ。お前のクラスもそうだっただろ?」

『…そうでしたねぇ〜』

「覚えてねぇだろ…」

『あ、嘘です。思い出しました今』

「今かよ!?」

『いやぁ〜、今こうなんか…ピンときたんですよ』

「訳わかんねぇ」



今日はサスケと一緒に湖に来ていた

この日はずっと眺めていた…



「ゆうき…」

『なんですか?』

「俺はこれから本格的に修行する…」

『…そうですか……』



サスケはまだ、あの事件のことを私にはいっていない

けど、なんのために修行するのはわかる



「ゆうきには…なるべくでいい。俺の修行を手伝ってほしい」

『?私…サスケより弱いですよ?』

「お前はくの一の中では一応一位の実力者だろ」

『そうなんですか?』

「そうなんだよ。で、手伝ってくれるのか?」

『私が死なない程度ならいいですよ?』

「すまないな…」

『いえいえ…ん?』

「どうしたゆうき?」



後ろを振り向けば羨ましそうに金髪の髪の男の子がこちらを見ていた



「見るな」



私はサスケに無理やり前を向かされました

そのまま男の子はいってしまいました



『サスケ?あの子は誰ですか?』

「……知らなくていい」

『何故です?』

「……」

『今日の昼の騒ぎはあの子が原因ですか?』

「…そうだ」

『あの子は誰なんですか?』

「……」

『答えてくれないと分からないです』

「…あいつは………――――……」
























 
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