空色
□第一三章
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「出発ーッ!」
「何はしゃいじゃってんの、アンタ」
元気よく叫ぶナルトにサクラが冷たい突っ込みを入れた。
「だって俺ってば一度も里の外に出たことねぇーからよ!」
『ならこれが初ですね、おめでとうございます』
「へへへ」
「いや、どこもめでたいとこなんかないから」
全体的に今日のサクラは冷たいようです
「おい!本当にこんなガキで大丈夫なのかよォ!」
他砂がナルトの行動見て、声を上げた
それに苦笑するようにカカシは答える。
「ハハ…上忍の私がついてます。そう心配いりませんよ」
「コラじじい!あんまり忍者をなめんじゃねぇーぜ!俺ってばすげーんだからなぁ!いずれ火影の名を語る超エリート忍者!…名をうずまきナルトという。覚えとけ!」
ナルトの発言にさらに不安を覚えるタズナである。
そして波の国について、カカシが説明する中、
”忍”という言葉に反応するタズナ。
戦いはない……はたしてそれは、いつまで続くのでしょうか
水たまりを通り越し、カカシによるゆうき。
『カカシ先生…』
「ん?」
『試しているんですか?』
その言葉の合図とともに、私とカカシ先生に鎖が巻き付いた。