空色

□第十一章
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サバイバル演習当日。

朝の5時にカカシ以外のメンバーがそろっていた

そしてその5時からもう2時間くらい経とうとしていた


『…もう少し遅く来ても大丈夫でした』

「同感よ」

「眠いってばよぉ」

「ふん」


上からゆうき、サクラ、ナルト、サスケの順で文句を言った

説明会の日も遅かったのだ。

腹が立つのも分かる


『サクラ、今何時ですか?』

「今はもう7時よ…」

『あぁ、だからお日様が見えるんですね…はは』

「気をしっかりもつのよゆうき。もうここからサバイバル演習は始まってるのよ…」

『…眠いです』


そしてそれからさらに時間が経過し、


「やぁ諸君。おはよう」


ようやくカカシが到着した。

それはもう清清しい顔で。

ナルトとサクラが文句を言うが、



「いやぁ、黒猫に目の前を横切られちゃってな・・・」



と、無理な言い訳をしていた




「あ・・・ゴホン。ま、何だ。」




そう言って、カカシは目覚まし時計を近くの切り株の上に置きセットする。


「よし。十二時セット完了!」

「「「『?』」」」


カカシはポケットに手を入れ、そこから3つの鈴を取り出した


「本日の課題。それはこの鈴を昼までに俺から奪い取ることだ。
奪えなかった者は昼飯抜き!」


それに一番に反応したのがナルトだ。

そしてそんなナルトに追い討ちをかけるように、切り株の近くの人一人縛れるくらいの丸太を指差す


「アレに縛り付けたうえ、俺が目の前で弁当食うからぁ。」


その時、タイミングよくナルト、サスケ、サクラの腹の音がなった


『皆さん大丈夫ですか?』

「なんでゆうきは平気なのよ」

『私は2,3日食事を取らなくても平気なのです』

「だからそんなにやせてるのよ…」


サクラの恨みがましい視線が着たがこの際無視です

サクラがゆうきから視線を外し、あることに気づく












 
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