空色
□第九章
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ゆうき様
貴方ももう立派な下忍。
そろそろ覚悟をしてもらいます
木の葉などという弱い里にとどまる必要はありません
貴方はこちら側の人間なのです
あの方を血を継いでいる以上、我らのために…
なお、不振な行動を取れば強制的に連行します
二度目の奇跡などありません
血珀族 第9代目補佐官 陽
『…こんな紙くずに従うきなどありませんよ』
ゆうきは今日の朝に届いていた手紙に遠慮なく火をともした。
『よくもまぁこんな綺麗ごとを言えるものです。ふざけているんですか、陽』
貴方の狙いなど分かっています
私が生まれたあの日から…
貴方は計画を実行していたのですから。