ハイキュー
□潤んだ瞳
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「せん…ぱい?」
押し倒された名前は驚きと恥じらいと困惑に顔を染め、俺を見上げてくる。
ほんの少し瞳が潤み口がわなわなと震える。
「…なぁ名前」
いつもと変わらない笑みを浮かべながら名前の広がった髪を手で弄ぶ。
「どうしたんですか?…いきなり…」
ビクビクと震える名前の可愛らしいこと。
「男っていうのはさ…」
手を滑らせ髪から頬へ。
肘を着いて名前を閉じ込め俺しか見えないようにする。
「彼女が自分の部屋に来たいって言ったら…」
そこで言葉を1度句切り、名前の唇を自分の唇で塞ぐ。
舌を絡めとり逃げさせない。
「んン…!」
鼻から抜ける甘ったるい声に俺は興奮を覚える。
「こういうことしたいって考えちゃうんだよ…」
顔を朱に染める名前をどうしようかと考えながらまたキスを再開した
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