進撃

□残念ながらべた惚れ
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104期注目の新人ミカサ
そしてもう1人の注目の的名前


「ねぇジャン。…ジャン?」
「うぉぅ!?」
ジャンは急に声をかけられ肩を震わす。
「聞いてた?」
「あ…や、聞いてなかった…」
「もー…もう1回言うよ?」
名前はぷうっと頬を膨らませ紙を広げて説明をする。
「いい?今度はちゃんときいてね?」
名前は頬にかかった髪を耳にかける。
ジャンは自分よりいくらか背の小さな名前を見つめる。
少し広めに開けられたシャツの隙間から覗く胸元に心臓が跳ねる。
ジャンは今名前から座学でわからなかったところを教えてもらっている。
先程から漂う良い匂いにどんどん顔が赤くなっていくのがわかる。
座学のことなんか頭に入ってこねぇ
あぁどうしてくれるんだ




残念ながらべた惚れ
       










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