下書き
□俺だけの王子様
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俺の彼氏は、周りからハイスペックと名高い高尾和成だ。
後輩で少し生意気で、ほっとけない俺の王子様だ。
女子みたいなこと言ってるのは分かってるが、本当のことだから仕方ない。
「木村、高尾がカッコ良すぎて辛い。」
木「そうか。」
「大真面目に聞けよ!!」
木「はいはい。どこがいいんだ?」
「気遣いができて…って言わせんな!!恥ずかしいだろ。」
高「宮地サン、帰りましょう?」
「校門で待ってろ。すぐに行く。」
高「はーい。」
木「大丈夫か?」
「カッコいい。」
木「大丈夫だな、安心した。」
高「木村サンと何話してたんです?」
「進路のこととか。」
高「3年ですもんね、先輩。」
「高尾。お前はどうするんだ?」
高「俺っすか?俺は」
清志さんをお嫁にもらう
高「顔真っ赤ですよ?」
「おまえのせいだ!詫びろ!!」
本当は嬉しくて仕方なかったが口に出して言わなかった。