下書き
□ピアス
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デートが雨でダメになったある日。
高「宮地サン、ピアス開けましょうよ!」
宮「断る。」
高「いいじゃないっすか、ピアスくらい。」
宮「…痛いだろ?」
高「ちょwww」
宮「笑うな、埋めんぞ。」
高「そりゃー多少は痛いかもですけど。」
宮「だから、開けない。」
高「お揃いのピアスしたいんすよ。」
宮「寝言は寝ていえ。」
高「我が儘3回分で。」
宮「意味わかんねー。」
高「だって、そーゆーの宮地サン嫌がるから。俺ら付き合ってるのに。」
宮「……痛くするな、わかったな。」
高「努力します。」
氷で、しっかり冷やしてから右耳にピアッサーを当てて一気にやった。
高「痛くなかったでしょう?」
宮「少し痛い。」
高「そのくらいは。」
宮「ん?右?左じゃないのか?」
高「宮地サンは右でいいんです。俺は左。」
宮「まぁいいけど。」
気にはしてないみたいで助かった。
右は守られる、左は守る
という意味があったりなかったり。