下書き

□鬱陶しい後輩たち
1ページ/2ページ

何で俺の回りは変なのしか居ねーんだ!?
おは朝信者、笑い上戸、ダジャレ好き、オトメン……。挙げ句の果てにはホモとか信じらんねーわ、マジで。


こんなに宮地サンのこと好きでアタックしてるのに避けるし。大坪サンや木村サンがタイプ?!


宮地さんに会いたいなー。けど高尾も居るんだよね。俺の方が不利じゃん!!余計なことしてないよな、アイツ。



「で、何で伊月と高尾がいる。」

伊・高「「たまたま。」」

「他にも席あんだろ、そっちいけ。刺すぞ!」

高「物騒なこと言わないで!」

伊「物騒な仏僧ktkr!!」

「はぁ…。邪魔はするなよ、二人とも。」

高「分かってますって!」

伊「静かにします。高尾は五月蝿いから帰るそうです。」

高「伊月サン、抜け駆けは良くないっすよ。それにさっむいダジャレ言うから宮地サン引いてるし。」

「寒いダジャレも煩い笑い声も両方邪魔だ。」


受験勉強がしたくて、マジバに来たのが間違いだった。煩いふたりに出くわした。
夕飯も兼ねてと安直な考えで行動したのが悪かった。

高「宮地サン、どこ行くんですか?」

「帰る。」

伊「帰るんですか?」

「お前らが煩くて勉強できねーから。」





顔文字で表すと(´・ω・`)。
鬱陶しくて仕方ない。
が、後輩を泣かすほど悪い奴にはなれない。

「奢ってやるから喰ったら帰れよ?」

伊「わかりました。」

高「仕方ないっすね。」

「たーかーお?」

高「帰ります!」








後輩に好かれるのは嫌ではないが、ここまで来ると本当に鬱陶しい。
鬱陶しいが、嫌いになれない後輩。なんて本人たちの前では絶対に言ってやらない。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ