人物紹介
羽星 鳴海(はねほし なるみ)
このお話の主人公の片方。愛称は「なるみん」
高校二年生。
転校してきたためクラスではやや孤立気味で、普段は物静かで目立たないタイプだが友達の前ではよく喋る、少し変わった平凡な少女。
気分の上下が激しく性格が一定でない。
一人でぼーっとしている事が多く、目つきが悪く見えるせいかクラスメイトからは近寄り難い雰囲気だと思われているようだが、
本人は空想や考え事をしているだけで睨んでいるつもりは全くなく、心ここにあらず状態なだけである。
校則はあまり気に留めず、制服も勝手にアレンジして着崩している。ワイシャツの下に白い鳥のネックレスをしている。
好きなことは空想、落書き、音楽それから食べることで、好きなことになら何時間でも没頭できるタイプだが、
その一方でかなりものぐさな性格をしており、現実での物事に対してはあまり努力や執着心を見せない。
ちなみに親の教育方針で携帯は持っていない。
眠猫 沙羅(みんね さら)
このお話の主人公のもう片方。
鳴海と同じ高校に通う、高校二年生。
若干影が薄く(本人曰く気配を消している)、学校でも静かに過ごしている。少し変わったごく普通の少女。
積極的に人に話しかけるタイプではないものの、話してみるとふわふわしていて、俗に言う「天然」に見られがち。
制服はきっちりと着るタイプで、スカートもひざ丈の高さの模範生。しかし実はこっそり左耳に白い猫のイアリングをつけている。
勉学はそれなりに好きで、成績も平均以上は堅い。
勉学の遅れがちな鳴海に教えてあげることも多く、面倒見がいい。でも謎な発言は多め。
好きなことはお散歩、観察、空想、寝る、それからしゃぼん玉。
携帯は持っているものの、携帯していない。携帯には黄緑色の鳥のチャームストラップをつけている。
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