Purple road―紫色の堕天使達―
□第8話 波乱の転入生
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南條に報復という名の殴り込みに行った数日後、またも陽次は頭を抱えていた。理由は簡単で…
｢というわけで、今日からうちのクラスに転入することになった“大槻夕美”さんだ。愛蘭高校からで、まだ友達も少ないと思うので仲良くな。｣
夕｢夕美でーす！今日からよろしくお願いします！…それからぁ、一色くんの彼女でーす！｣
陽(何が“というわけで”だ！読者からしたらなんのこっちゃわからねーぞ！なんで次から次に面倒なのが来るんだよ…！あれか、恨みか！？俺に恨みがあるのか！？Purple roadから降りるゾ！？)
頭を抱えながら弱冠メタな発言をするほどに陽次は気が狂いそうになっていた。
第8話 波乱の転入生