Purple road―紫色の堕天使達―
□第37話 猫狩り
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永「三下同士だァ…?アンタもうとっくにカビが生えてんだろうが。俺が引導渡してやるよ…!」
西の言葉に永次が挑発気味に喰いかかる。西はなにも言わずにとんでもない行動をとった。その行動に誰もが目を見張る。
西「こいよ、ここでタイマンだ…」
譲「正気かテメー!?」
染「線路の上でタイマンってか…?死ぬぞオメー、やめとけ永次!」
譲「どうしたァ!そんなにタイマンが怖ぇか?それでも麗羅の特攻隊長かよ!!」
西は線路の上に飛び降りて、片手でクイッと永次を呼び込んだのだ。さすがの事態に譲次たちが永次を止める。しかし永次は全く退かなかった。持っていたカバンを地面に叩きつけると、線路に飛び降りたのだ。
永「指名とあれば受けてやるよ、西ィ…ナメやがった分お釣りが出るほど返してやるからよォ…! 」
第37話 猫狩り