Purple road―紫色の堕天使達―

□第34話 俺が俺であるために
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京浜狂走連盟復活、その話は瞬く間に西湘連合内にも飛び込んできていた。

陽次たちによる幹部会で、早速話が上がったのだ。


永「我妻のバカ、また悪巧みしてやがるなんて…」

燎「………」

辰「とにかく何をしてくるか分からねえ。それにどうやら我妻だけじゃなさそうなんだ。」

陽「ああ……黒幕が居るとしか思えねえ。ぶっちめた誠とかいうやつが妙なこと言ってやがったしな?」

弘「…誠の野郎、最近見ねえと思ったらそんなことを…」

金「……葉月、おめぇなんか知ってんな?」


陽次たちの話を聞き、各々が顔を強ばらせる。そんな中、葉月だけが押し黙っていた。疑問に感じた金次は葉月に問いただしたすと、思わぬ答えが帰ってきたのだ。





第34話 俺が俺であるために
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