Purple road―紫色の堕天使達―

□登場人物、チーム紹介《改訂版》
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《姫川芳紀-ひめかわ よしき》
京浜の暴走族、“極”の頭。茶髪のリーゼントパーマが特徴。強豪ひしめく京浜において、連合を組まず単独でシメあげた実力者。卑怯なことも躊躇なくするが、決して弱いわけではなく、真っ向からの勝負のほうが本人は得意だと語る。一条兄弟の兄である一条金次とは旧知の仲で、互いの腕を認めあっている。狂死蝶と極の抗争において銀次にタイマンで敗れるも、最後まで無類の強さを知らしめた。


《南條竜二-なんじょう りゅうじ》
都内にある不良校、“愛蘭高校”から西湘高校に転入してきた男。黒髪リーゼントに短ラン、ドカンが特徴。転入初日に陽次と喧嘩をして、不意打ちながら陽次を負かす。勢いをそのままに、西高の不良半数を手下につけ、新開を手にかけようとするなど粗暴な一面もあった。手始めとして新開に兵隊を送ったが、あっけなく返り討ちにされた挙げ句、ぶちギレた陽次の報復によりあっさりと敗北。以降彼女にも捨てられ、再起不能となる。

《大槻夕美-おおつき ゆみ》
元愛蘭高校の生徒で、南條の彼女。黒髪に茶のメッシュが入ったロングヘアーで、整った顔立ち。陽次の強さに惚れ込み、西高に転入してきた。それ以降陽次の押し掛け彼女のように、後をつけている。女の中では喧嘩も強く、麗羅親衛隊を率いている。振り向いてくれない陽次を相手に、日々奮闘中である。

《奈津美-なつみ》
麗羅親衛隊の中学生。金髪のセミロングが特徴で、クリっとした目が特徴のかわいい娘。真田に一目惚れをして以来熱烈にアタックを続けており、その一途さが相まって真田と結ばれた。性に対して旺盛なのか、真田に対して言い寄る様も度々見受けられることから、真田に“男子中学生”と卑下されている。後に西高1年となる。

《雨宮雄馬-あまみや ゆうま》
第三中学の生徒で、流川に舎弟志願した男。流川に助けられたことから非常に憧れが強くなり、流川の服装を真似るほどだった。当初は煙たがられていたが、次第に受け入れられるようになる。現在は三中の頭を張っている模様。流川そっくりな紫のリーゼントパーマが特徴。

《西-にし》
京浜狂走連盟、CrezyCatsのアタマ。ソリコミを入れた短髪に襟足を伸ばした独特の髪型が特徴。京狂連の三羽ガラスの一人で、喧嘩の強さは中の上。西連vs京狂連では新開とタイマンを張る。最初こそは新開を圧していたが、後半にぶちギレた新開によりあっけなく敗れる。顔をキズモノにされると激昂する。

《中岡-なかおか》
京浜狂走連盟、妖鬼妃のアタマ。角刈り鬼ゾリが特徴。京狂連三羽ガラスの一人で、純粋な男としての勝負を好む。一本木な性格で、あくまでもタイマンに強いこだわりをもっている。西連vs京狂連では、銀次とタイマンを張る。互いに退かない意地と意地のぶつかり合いを見せ、気迫溢れる喧嘩を見せたが、最後は僅か銀次の拳を食らって敗北を喫す。意識を失う際、“チームや垣根が無かったら、自分も友となれただろうか”と本音を吐露した。

《蜂谷-はちや》
京浜狂走連盟、舞風のアタマ。京狂連三羽ガラスの一人で、赤茶髪のツーブロックリーゼントが特徴。三羽ガラスの中でも頭一つ分抜き出た実力をもつ強者。喧嘩が大好きで、自分より強いやつと喧嘩することが何よりも好きな性格。西連vs京狂連では、金次とタイマンを張る。間接技などを繰り出すテクニシャンで、タイマンの際は技と技のぶつかり合いを演じたが、最後はクロスカウンターにより、僅かに力負けして敗北を喫した。

《我妻-あずま》
京浜の暴走族の連合体、京浜狂走連盟のアタマ。陽次と非常に似た金髪のリーゼントパーマで襟足は長め。眉なしの極悪顔で、非情な性格。西連vs京狂連では陽次とタイマンを張る。西湘連合を潰して、南関東一帯をシメる野望のために、手始めとして真田を拉致監禁、並びに全治5ヵ月の怪我を負わせた。真田を拉致した次の標的を夏目に絞ると、迅速に抗争を仕掛ける。凶との抗争では夏目の気迫に圧されていたが、非道な策を巡らせて夏目を少年院送りにし、西湘連合の戦力を大幅に削ることに成功する。京浜埠頭に陽次を呼び寄せるが、裏をかいて単独で陽次をマークして接触するなど用心深い男。陽次とのタイマンでは、並みならぬ狂気を見せたが、陽次の上をいく狂気に“愉しみ”を覚え、狂気の沙汰ともとれる壮絶な戦いとなった。

ツルハシで不意討ちをしようとしたが、陽次にそれを見切られてしまう。最後は陽次の全力のあばら折りにより敗北し、少年院に入れられた。
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