Purple road―紫色の堕天使達―

□第1話 一色陽次と申します!
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県立西湘高等学校・・・不良の数は半分の比較的普通の、ごく普通の学校である。

“一人の男”を除いては。



「一色くん、おはよー!」

?「おう。」


真っ赤に染められた髪。


「センパイ!今日もシブイッすね!!」

?「オメーもキマッてんじゃねぇか。トサカ、様になってんぜ。」


極めて太いボンタン。そう、彼こそが・・・


教師1「一色!キサマは何度言っても服装を治さん奴だな!!」

陽「センセ、俺考えたんだ。」

教師1「ほ、ほう?何を考えた?」

陽「人はいつか死ぬじゃない?だったらさ、好きに生きたほうが良くない?センセーみてぇにカッコいいアタマ、真似したいんだよ・・・」

教師1「さ、さりげなくハゲと言いやがったな・・どう行き着いたらそうなるんだ!!キサマ真性のバカか!!」


西湘高校番格、一色陽次なのである!


第1話 一色陽次と申します
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