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□第十話 金時の火事見舞い
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『あの、私って何すりゃいいんでしょうか。内容聞かされてないんですけど』
道すがら鈴が訪ねると銀時は一枚の名刺を渡した
『なんすかコレ…す…すまいる?』
銀「そう、キャバクラ。」
『え!キャバクラッスか!?
やっぱ給料いいんですかね、あ、でも私一応未成年だし、銀さんがいるのに男の人相手のお仕事なんてしちゃダメよね!フフフ』
銀「今日の仕事はキャバ嬢の代理だ。風邪が大流行して人手不足らしい」
『ええそりゃ大変だわ〜確かに店長がマジでダウンしてたけど流行ってたのか……
おや?
銀さん私彼女ッスよ?いいの?男に笑顔振りまいて酒ついでもよろしいの??』
銀「いいのいいの、おまえ接客業だったろ?なら得意じゃねぇか愛想振りまけよどんどん」
新「大丈夫ですよ鈴さん。僕の姉上も未成年ながら働いてます。そこんところはいろいろルーズなんで」
(あ、そうだったそうだったお妙さんに会えるじゃん!沖田くんも18のくせに酒飲んでたし大丈夫だよね)
銀「でも神楽はのむなよ
炭酸までだ」
神「やった!!!オロナミンC飲むアル!!」
かぶき町の昼前のネオン街を少し歩いた所にすまいるがあった
結構大きなお店で、ドアにはもちろんcloseの札がかかっている
新「裏から入れるって話でしたよね。えっと、」
小さな地図にお店の裏口が示してあるがなんともおおざっぱな地図でどこがどこだか分からない
神「ぐるっと一周したら見つかるアルよー
あ、ホラ!こっちこっち!!」
一足先に神楽が見つけたのでそこから店に入った